MINAMI FUKASAKA
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POEM
暗闇
局面打開孤影悄然自画自賛空中楼閣地面書生自暴自棄茫然自失虎面蛇尾縦塗横抹十人十色
打ちひしがれた臓器がトントンと扉を叩く。トントン。トントントン。
「今は誰も居りません」
こめかみがぴくりと動く。
予想もつかないものが襲ってくるようなこないような。
サイレンの音が鳴り響く。
混ざりに混ざった、しかし、透き通っているのか、濁っているのか。
さぞかし至極当然の生き物で、程よくいい感じを演出しているのでしょう。
砂場で遊んだ記憶が蘇る。
深海の、真っ暗な恐怖の音が蘇る。
始まりも終わりもなく、どんよりとした侘しさが佇む。
湿り具合が異様に狂っていまして、どうすれば滅入ることすらできるのでしょうか。
心地良い寝返りだから惨めで寒くて身震いが。
逃げ場所が絶望的に無く、責められ罵られ、かと言えば抱きしめてくれる者もおらず・・
であるならば、求めることさえ許されていないのでしょうか。
我が身を我が身で撫でたとしてもなんの気休めにもなりません。
解説書さえ残されておらず、恨みの対象も定まらず。
見下された坊さんが怒りで全身震わしてやってきた。
暴れた暴れた。狂った狂った。狂った。炸裂した。
慷慨憤激周章狼狽短絡思考奇奇怪怪架寡廉鮮恥我武者羅無常迅速人面獣心空理空論