滑稽なるかな 余りの幼稚ぶりを
淫行ゆえに 鬼笑が支配する
滑稽なるかな 余りの卑怯さを
残酷ゆえに 畜生が支配する
そなたの場は
余りにも濁り 悪臭甚だしく
邪悪に満ちており
欺瞞という棒の 支えが
あるのみ 吠えるのみ
そなたは
正義という名の基に
様々な毒々しい悪行を
繰り広げ
平等という名の基に
弱きなる清らかなる者の
血を軽んじた
せせら笑っているものが
隣に そこに あそこに
此方に ここにも 向こうにも
私は 人として 人として
謳わねばならない
不確かなものを 支えとして
叫ばねばならない
滑稽なるかな 滑稽なるかな