ART・POEM

感謝

 

 

真に灯る夜明けでした。

「お元気ですか」と

かすむ言語が情けなくて

ほのめかした後悔。

 

美しい趣が

私の髄を虜ににする。

 

淫らな、ふしだらな、

そんな想いが

たちこめて参りまして、

奇妙な笑みをうかべていたものです。

 

些細

 

愛哀

 

寄りかかる為には狡賢く

卑猥な御歌とて

捧げることには敏感で

裸体の指図は受けません。

 

畏怖の念に

取り憑かれた私は、

描写の韻さえ思い出せず・・・・

 

遂に感謝を捧げるに至