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真に灯る夜明けでした。
「お元気ですか」と
かすむ言語が情けなくて
ほのめかした後悔。
美しい趣が
私の髄を虜ににする。
淫らな、ふしだらな、
そんな想いが
たちこめて参りまして、
奇妙な笑みをうかべていたものです。
些細
愛哀
寄りかかる為には狡賢く
卑猥な御歌とて
捧げることには敏感で
裸体の指図は受けません。
畏怖の念に
取り憑かれた私は、
描写の韻さえ思い出せず・・・・
遂に感謝を捧げるに至