ART・POEM

嗚呼

 

 

夕暮れ時には今日の解れがしみじみと

とことん馬鹿な三味線が

容赦なしにお情けかけられた

嗚呼、嗚呼。

 

地雷を踏んだのど仏

今度は誰が餌食となるやら

桜満開、辛さが満開、苦しさ満開、痛みが満開

これでもか、これでもか、

じわりじわりと、ずきずきずき。

 

落ちぶれ それは その心は

白百合か 睡蓮か 枯れ草か

 

黙殺間接正犯裏切り 我が手だけは汚すなよ

気味不気味

金切り声がこだまする

金切り声がこだまする

 

嗚呼、嗚呼、嗚呼、

嗚呼、嗚呼、嗚呼。